NHK 「課外授業ようこそ先輩」 平成21年12月13日放送

「課外授業ようこそ先輩」では、様々なジャンルで活躍されておられる著名な方々が、故郷の母校を訪ねて後輩である子どもたちの
ために、思いのこもった授業を行う番組です。

今回は、「チーム・バチスタの栄光」などで有名な現役の医師・作家でおられる海堂尊さんの授業、テーマは「カラダ」を通して、当方で販売しております聴診器(聴診器ダブルタイプ 品番:1-041)を実際に使用していただきました。

授業の中で「臓器の声を聴こう」ということでまず始めに、正常な心音と雑音のある心音を子どもたちに聴いてもらい、音の違いに
ついて考えました。

そして、実際に聴診器を使って自分の心臓の音を聴いていただきました。初めて自分の心音を聴く子どもたちは、自分の心音が正常であるか不安そうでしたが・・・。

皆さん無事に正常な心音を聴けて、安心していました。

中学校の皆さんが見学するシーンがありました。店長は以前、解剖の助手をしていたことがあり、思い出話をしてくれました。今回の聴診器の協力依頼は、病理医の海堂先生が登場される番組と聞いて快く引き受けたようです。

ちなみに、@は解剖台で遺体が横たわる台、手前には摘出した臓器を載せる移動式のテーブル、左奥は臓器を撮影する写真撮影装置一式です。Aは、頭部を上にして上半身が乗せられる場所ですがプラスチック製の枕があります。開頭する場合には、頭を高くすると頭蓋骨を電気ノコで切り取る際の処理がし易いのです。摘出された臓器はホルマリン溶液に漬けられた後、Bのように切り出され顕微鏡で病変を診る組織標本とされます。写真は肝臓の断面です。病理医の先生方は臨床医の先生に情報を提供する、どちらかというと「縁の下の力持ち」的な存在ですが、絶対数が不足しているのが現状です。全国の病理医の先生方、日本の医療のため頑張ってください。 

 


 

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